フォント関連

■結論
・タイトル日本語
  → Winはメイリオか游ゴシック、Macヒラギノ角ゴか游ゴシック
  → Adobeで小塚ゴシック、りょうゴシック
  → Noto Sans CJK JP 英数プロポーショナルで7ウェイト。M+ 1c(斜体可)もok
・タイトル英語
  → Win ならTahomaやSegoe UI、MacならHelvetica Neue。AvenirやMyriadも良い。
・長文日本語
  → Winなら游明朝、Macならヒラギノ明朝
  → Adobeで小塚ゴシック、りょうゴシック
  → IPAex明朝 英数字がプロポーショナル
・長文英語
  → WinならTimes New RomanMacならTimes
  → AdobeAdobe Garamond Pro や Adobe Caslon Pro、Adobe Hebrew


■ロジック
□書体を選ぶ時の4つの基準(視認性・可読性・判読性が大事)
1長文か短文か(タイトルか本文か)
2読みやすく綺麗な文字か
3太字斜体に対応してるか
4ユニバーサルデザイン

1長文か短文か(タイトルか本文か)
・日本語長文には可読性の高い「細い明朝体
 ゴシック > 明朝体、太い > 細い
・英語長文には可読性の高い「細いセリフ体」
 サンセリフ > セリフ(細いセリフ体)  ※太いセリフはサンセリフと変わらないので
 ※どうしてもサンセリフにしたい時はHelveticaなどの細いサンセリフを。
・プレゼン資料はゴシック体、サンセリフ体」が基本(視認性を重視)
・タイトルや見出しにはゴシック体、サンセリフ体。とりわけ「太いゴシック」

2読みやすく綺麗な文字か
・和文も欧文もシンプルなゴシック体で判読性を高める
 
3太字斜体に対応してるか
・太字がないとPC上で疑似ボールドされる。(メイリオ、M+ 1c、ヒラギノ角ゴが良い)
・斜体に対応した欧文書体を選ぶ
 斜体に対応していないフォント(例えば、Century)を無理に斜体にするので読みにくい。
 実際には欧文書体はほとんど斜体対応。日本語書体はほとんどが非対応なので斜めにしない。
 
4ユニバーサルデザイン
 濁点半濁点などが小さい文字サイズの時に判別不明になるのでユニバーサルデザイン書体(UD書体)が使えるなら使った方がいい。WinのメイリオはUDに近い。
 
□その他
・英文には等幅ではなくプロポーショナルを使う。
・英文には和文フォントを使わない。
・和欧混植ではアルファベットの書体に注意。※メイリオヒラギノ角ゴ、小塚ゴシックは欧文も美しい。
・タイトルなどの大きな文字は詰める。※連続ひらがな連続カタカナスカスカになるので。
・記号は詰める
・避けるべきはcentury MSゴシックMS明朝

■参考にさせていただいた記事

with my respect for 伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン